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2023/10/14 16:53


こんにちは!女神のWEB STOREのスタッフです!
今回は女神の酵素に使われる原材料の一つである「カンゾウ(甘草)」についてご紹介させていただきます!

甘草(カンゾウ)は、漢方薬や伝統的なアジアの薬草で広く使用されている植物で砂糖の50倍~80倍の甘みがある植物です!主に根を乾燥させ、そのまま煮出して甘草湯にしたり、粉末を甘味料として使用します。古くから薬効があるとされてきましたが、現在も中国やドイツ、日本でも様々な働きが証明され幅広く利用されています!甘草の甘み成分には、グリチルリチン、ブドウ糖、ショ糖などが含まれ、日本では醤油の甘味料としてお馴染みです。カロリーが低いので、欧米では自然な添加物といわれていて、お菓子やソフトドリンクに使われています。

歴史:

甘草は紀元前3,000年頃から漢方医学で使用されており、古代中国やインド、アラビアなどのさまざまな伝統医学で重要な役割を果たしてきました。古代エジプトでも薬草として使用され、ヨーロッパでも中世以降に知られるようになりました。ローマ時代には風邪や胃の不調に対する治療薬としても使用されました。甘草はその甘い味わいから「甘い木」とも呼ばれており、ギリシャ語の「Glycyrrhiza」から名前がついています。

主な効能:

甘草には、リクイチリンやリクイリチゲニン、イソリクイリチン、イソリクイリチゲニンというフラボノイド系の物質が豊富に含まれているため、以下のような働きが期待できます。

活性酸素を除去する効果: 

近年、ガンや脳卒中などの生活習慣病は大きな社会問題となっています。この生活習慣病の発病には、高い確率で活性酸素が関与しています。活性酸素は、紫外線や喫煙、ストレスなどが原因で体内に発生し、細胞や血管など体の様々なところにダメージを与えます。また、活性酸素は生活習慣病だけでなく、老化やその他の病気を引き起こす原因だといわれています。甘草に含まれるフラボノイド系の成分には、抗酸化作用という活性酸素を除去する力があります。甘草を摂取することにより、老化や生活習慣病を予防する働きがあるといわれています♪

肝機能を高める効果: 

肝臓には、もともと解毒作用があります。この働きは、薬物などの異物をすばやく排泄するために肝臓でグルコースから生成されたグルクロン酸という物質を異物に結合させ、水に溶けやすくすることにより尿中に排泄しやすくすることによるものです。主成分のグリチルリチンが肝臓でグルクロン酸に代謝されるため、グルコースからグルクロン酸を作る手間が省けます。このため、甘草は肝臓の解毒作用を強化するといわれています。

アレルギーを抑制する効果: 

甘草のグリチルリチンは、抗アレルギー作用のあるコルチゾンに似た成分です。強い抗ヒスタミン・抗アレルギー作用があるので、炎症を抑え、かゆみなどをとり除きます。接触性皮膚炎、じんま疹、薬物疹、花粉症などの症状に有効です。

ストレスをやわらげる効果: 

甘草にはストレスに対抗する副腎皮質ホルモンを長く体内に留める働きと全般的な抵抗力を高める働きがあります。このため、甘草を摂取することはストレスからくる様々な症状に効果的だといわれています。

免疫力を高める効果: 

甘草は、古くから腫瘍を抑制する漢方として利用されてきました。甘草は免疫増強作用があることが知られています。甘草に含まれているグリチルリチンがマクロファージ[※1]のIL-12(インターロイキン-12)[※2]を増加させる作用は、甘草の抗腫瘍効果と関連すると考えられます。
[※1:マクロファージとは、白血球の一種です。免疫機能を担う細胞のひとつで、生体内に侵入したウイルスや細菌、または死んだ細胞を捕食し、消化する働きを持ちます。]
[※2:IL-12(インターロイキン-12)とは、抗腫瘍効果に関与するほとんど全ての免疫系を活性化する物質のことです。]

ホルモンバランスを整える効果:

甘草には強い女性ホルモン活性を示すエストロゲン物質が含まれています。このため、摂取することによりホルモンのバランスを整える効果があると考えられています。

注意点:

甘草は一般的に安全ですが、過剰な摂取は血圧を上昇させる可能性があるため、高血圧の人や妊娠中の女性には適切な摂取量を守る必要があります。

女神の酵素には、こうした古くから漢方で使われてきた野草が沢山使われています♪


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